悟りとは?
悟り(enlightenment)とは、眼を覚ますこと。
覚醒するとも言いますね。
つまり、私たちは普段は目を閉じながら生きているのです。
目を閉じながら生きているので、あっちこっちにぶつかって痛い思いをするのは当然のことなのです。
悟りを開いていない人のことを「凡夫」と言います。
凡夫とは、愚かしい人という意味です。
目覚めていない人、悟りを開いていない人(それは、ほとんどの人ですが)は、
愚かな行いや発言をし、世の中に混乱をもたらすのです。
この目の前で繰り広げられている“現実”というものが、すべて偽物だと気づくことが重要なのです。
そして、もう一つは、自分と思い込んでいる自分が、自分の実態ではないと気づくこと。
ブッダが目指した世界は、愛と平和の世界で、それは心の中が穏やかで心地よいことです。
●覚醒した状態
覚醒する、悟るとはどういう状態なのか?
それは、自我(ego)を通さずに、すべてのことを観るということです。
自我はすべての人に備わっている心の機能。
アイデンティティの確立のためにはとても重要な機能なのですが、
この自我(ego)があるために、様々な問題が起こるのです。
通常、私たちはこの“自我(ego)”のフィルターを通してしか世の中を観ることができません。
そうすると、
「お金はあればあるほどいい」「土地は広ければ広いほどいい」
「高級車が欲しい」「高級腕時計が欲しい」「立派な家に住みたい」と
欲望を膨らませていくのです。
人より優れていることに執着し、地位や名誉を求めます。
人生は戦いで、多くのモノを得なければならないと思い込んでいます。
それが争いのもとになるのです。
もちろん、いつまでたっても心の平穏は訪れません。
●Imagine no possession
ジョン・レノンの「imagine」の歌詞の中で
「Imagine no possessions」と歌われています。
これは「所有なんてないと思ってごらん」という意味です。
所有しようと思うと争いが起こります。
「自分だけのものにしたい」という欲望が争いを生み出すのです。
●ブッダ(目覚めた人)
シャーキア族(釈迦族)の王子であったシッダールタが真理に気づき悟りを得たことが有名ですね。
●悟りの自覚
悟りとは感覚ですから、言葉を尽くしても説明が難しいのです。
悟りを理解するためには、あなた自身が悟る以外に道はありません。
あなたが本当に悟りを得た時に、それを理解するでしょう。
